クイックアンサー
ZEERAが室温25°CでiPhone 18 Pro Maxをテストしたところ、15W MagSafe充電器は約53分で50%、2時間34分で100%に到達しました。
米国版のApple 25W MagSafe充電器は約29分で50%に到達し、1時間39分で満充電になりました。
半導体冷却を搭載したZEERA SuVolt 25W Qi2.2充電器は56分で80%に到達し、1時間37分で満充電になりました。
USB入力側では約35Wのピークを記録しましたが、これは冷却システムの消費電力や変換ロスも含むため、iPhoneへ35Wでワイヤレス充電されているという意味ではありません。
iPhone 18 Pro MaxのMagSafe充電時間:15W vs 25W vs 冷却Qi2.2
ZEERAでは、充電開始直後のピーク出力だけを見るのではなく、満充電までの充電セッション全体を記録しました。特に大きな差が出たのは80%までの区間です。米国版Apple 25W MagSafeは、15W構成より約24分早く50%へ到達しました。SuVoltについては50%到達時刻の記録を再確認する必要があるため、ここでは80%と満充電の結果を比較に使用しています。
ZEERA実測結果。記載時間は今回の各テストセッションでの経過時間であり、すべてのiPhone、室温、バッテリー状態で同じ速度になることを保証するものではありません。
SuVoltのテスト記録では、50%到達時点の「分」の数値が不完全でした。そのため、「3分」という記録を有効な50%到達時間として扱わず、この数値は掲載していません。また、米国版MagSafeの入力ログについても、一部の正確な電圧切り替え時刻に記録上の食い違いがあるため、それらのタイムスタンプは今回の比較に使用していません。
ZEERAはワイヤレス充電カーブをどのように測定したのか
テスト時の室温は25°C(77°F)に維持しました。PowerZメーターを各磁気ワイヤレス充電器のUSB入力側に接続し、電源アダプターから充電器へ入力される電圧と電力を記録しています。比較時には十分な電力を供給できるApple 70Wアダプターを使用しました。20%、50%、80%、90%、100%の各チェックポイントは、iPhone画面に表示されたバッテリー残量を基準にしています。ここで示すのは提供された1回の充電セッションの結果であり、元のテスト記録には複数回の反復テスト、ケース装着条件、iPhone本体温度の連続データは記録されていません。
測定位置は非常に重要です。PowerZが測っているのは、MagSafeまたはQi2.2充電器が入力として受け取る電力であり、ワイヤレス変換時のロスも含まれます。SuVoltの場合は、アクティブ冷却に使用される電力も含まれます。そのため、入力側で表示されたワット数はiPhoneへ実際にワイヤレス送電された電力ではなく、入力電圧もiPhoneのバッテリー電圧ではありません。
70W対応アダプターを使用したからといって、各充電器へ70Wが強制的に供給されるわけではありません。Appleによると、対応するMagSafe充電器は、15V/2A以上を供給できる30W以上の対応電源アダプターと組み合わせることで、対応iPhoneに最大25Wで充電できます。より高出力なアダプターを接続するだけで、iPhoneのワイヤレス充電上限が引き上げられるわけではありません。詳しくはAppleのMagSafe電源要件をご確認ください。
15W MagSafeの充電セッションはどうだった?
中国本土を含む一部地域で使用されている15W構成では、USB入力側でピーク時に約18Wを記録し、ZEERAのログでは9Vの入力プロファイルを維持しました。この18Wという数値は、ワイヤレスで公称15Wを出力する充電器が変換ロスなどを含めて15Wを超える入力電力を必要とすることと整合します。iPhoneへ18Wが直接届いていたことを意味するものではありません。
入力電力は最初の約45分間、18W前後を維持しました。1時間時点では約16W、1時間18分では15Wとなり、iPhoneが80%に近づくまで14W以上を維持しています。その後、1時間46分付近で約13Wまで低下し、2時間7分付近からは約2Wの最終充電段階に入り、2時間34分で満充電となりました。
短時間での継ぎ足し充電を考えると、20%まで21分、50%まで約53分という結果が実用上の大きな制約になります。普段は一晩かけて充電するのであれば、この遅い充電カーブはそれほど問題にならないかもしれません。一方、外出前の30分程度でできるだけ充電したい場合は、差がかなり大きくなります。
米国版Apple 25W MagSafeでは何が変わった?
米国版25W構成では15V入力プロファイルが使用され、USB入力側で一時的に32.5Wのピークを記録しました。ZEERAのログでは約8分間ピーク付近を維持したあと、約30W、27Wへ段階的に低下し、その後もしばらく約24Wで推移してから後半に向けて出力が下がっていきました。
より分かりやすいのはバッテリー残量ごとの結果です。20%まで10分、50%まで約29分、80%まで約53分、100%まで99分でした。この入力ログではZEERAが2回の短い中断も確認しています。ただし原因は特定できていないため、この1回の結果だけで、すべてのApple 25W MagSafe充電器で同じ現象が起こるとは判断できません。
15Wのテストと比べると、25W構成では50%まで約24分、80%まで約36分、満充電まで約55分短縮されました。Appleの米国向け情報では、対応するiPhone 18 Proモデルで最大25W、約30分で50%まで充電できると案内されており、今回ZEERAが確認した50%到達時間ともおおむね一致しています。
ZEERAのアクティブ冷却Qi2.2充電器はMagSafeより速かった?
SuVolt 25W Qi2.2のテスト機も15V入力プロファイルを使用しました。PowerZでは入力側が約35Wまで上昇し、最初の47分間の大部分でその付近を維持。その後、約17Wの低出力ステージへ移行しました。ログでは1時間3分付近で約12Wとなり、その後、満充電に向けてさらに出力が低下しています。
ZEERAの記録では、20%まで13分、80%まで約56分、90%まで72分、100%まで97分でした。半導体によるアクティブ冷却が高い入力電力を長時間維持できた要因の一つである可能性はありますが、iPhone本体温度を同期記録したデータや複数回の反復テストがないため、冷却効果だけを切り分けたり、具体的な温度差を断定したりすることはできません。
SuVoltは米国版Apple MagSafeより2分早く満充電になりました。ただし2分という差は非常に小さく、SuVoltが常にMagSafeより速いことを証明する結果ではありません。より確実に言えるのは、今回の冷却対応Qi2.2構成が充電セッション全体を通して25W MagSafeと同等レベルの性能を維持し、15W構成より大幅に高速だったという点です。
どのMagSafe・Qi2充電器を選ぶべき?
まず、使用しているiPhoneの地域別充電仕様を確認してください。Appleの米国版iPhone 18 Pro Maxの仕様では、MagSafeとQi2の両方で最大25Wと記載されています。一方、中国本土向け仕様では、どちらも最大15Wとなっています。これはiPhone本体側の仕様であるため、米国版25W MagSafe充電器を輸入したり、25W対応Qi2.2充電器を購入したりしても、中国本土モデルの15W上限を解除できるとは考えないでください。
25W充電に対応するiPhoneでは、今回のテストでAppleのMagSafe充電器が20%と50%まで最も速く到達しました。ZEERAの冷却対応SuVoltテスト機は80%および満充電時点で非常に近い結果でした。25W対応アクセサリーを選ぶ際は、使用場所と実際の電源要件を基準に選ぶのがおすすめです。SuVolt Gen5車載マウントとMagTri Gen2デスク/トラベルスタンドは用途が異なります。また、上記のSuVoltの実測結果を、すべての製品バリエーションのテスト結果として解釈しないでください。
充電面を正しく位置合わせし、iPhoneと充電器の間にウォレットや金属製アクセサリーを挟まないようにしてください。また、高温環境での充電も避けましょう。iOSに充電一時停止の表示が出る場合は、電源アダプターを交換する前にiPhone 18 Pro Maxの「Charging On Hold」対処ガイドを確認してください。短時間でできるだけ高速に充電したい場合は、有線AVS充電について別途比較しています。
FAQ
25W MagSafeなのにPowerZで32.5Wと表示されたのはなぜ?
PowerZが測定しているのは、充電器へ入力される電力です。ワイヤレス変換や充電器内部の電子回路でも電力を消費するため、メーターに表示された数値がそのままiPhoneへ届く電力ではありません。
SuVoltで35Wのピークが出たなら、35W Qi2.2充電ということ?
いいえ。約35Wという入力値には、冷却システムの消費電力とワイヤレス変換ロスが含まれています。今回テストしたワイヤレス充電規格は25W Qi2.2です。
15W MagSafeに70W電源アダプターを使えば25Wで充電できる?
できません。十分な出力の電源アダプターを使うことで電力不足は防げますが、ワイヤレス充電器やiPhone本体が対応する上限を超えることはできません。使用しているiPhoneの地域別仕様と、MagSafe充電器の実際のバージョンを確認してください。
満充電で2分速かったという差は再現できる?
今回ZEERAが提供したテストセッションでは2分の差がありました。ただし2分は非常に小さな差なので、安定して同じ結果になるか判断するには、同じ条件でさらに複数回のテストが必要です。







