Mac mini購入ガイド · 2026年9月24日更新
結論:まずここをチェック
M6/M5 Pro搭載Mac miniには、M4世代にあった着脱式の内蔵SSDモジュールがありません。
サードパーティー製アップグレードパーツを手がけるExpand Mac miniが2026年モデル2機種を分解したところ、NANDストレージがロジックボードにはんだ付けされていることが確認されました。
同社のM4/M4 Pro用交換モジュールは新モデルには取り付けられません。購入時に、長く使える内蔵ストレージ容量を選びましょう。
外付けUSB SSDやThunderbolt SSDで写真ライブラリやプロジェクト用の容量は増やせますが、内蔵ドライブ自体はアップグレードできません。
メインのデスクトップとしてM6を使うなら、512GBを選んでおくと安心です。256GBモデルも、最初から外付けストレージを活用する前提なら軽い用途に対応できます。
M6/M5 Pro Mac miniの内部構造は何が変わった?
Expand Mac miniが9月22日に公開した分解レポート によると、M6とM5 ProのロジックボードではNANDがはんだ付けされています。同社はM4/M4 Pro Mac mini用の交換ストレージモジュールを販売していますが、2026年モデルのいずれにも対応しないと説明しています。これはサードパーティーによる実機の分解調査であり、Appleがアップグレードサービスを発表したという意味ではありません。
M4世代では着脱式ストレージモジュールによって、Appleが通常のユーザー向けアップグレードとして提供していなかったものの、サードパーティー製パーツに交換する道がありました。一方、M6/M5 Proには、そのモジュールを挿すための同等のスロットがありません。「はんだ付け」はあくまでハードウェア構造の説明で、将来あらゆる基板レベルの修理が不可能だと証明するものではありません。ただし購入時には、実用的で正式にサポートされた内蔵容量の増設手段はないと考えるべきです。
着脱式の内蔵モジュールを採用。サードパーティー製の交換パーツも存在します。
NANDを基板にはんだ付け。M4用交換モジュールは使用できません。
ファイル保存や作業用に外付けストレージを利用できます。
外付けSSDは内蔵ストレージの増設代わりになる?
容量の確保には役立つことが多いですが、内蔵SSD自体の大容量化にはなりません。 写真・動画ライブラリ、大規模なプロジェクトフォルダ、撮影素材、アーカイブ、ローカルAIモデルなどは外付けNVMe SSDに保存できます。Appleは「写真」ライブラリの外付けストレージへの移動方法と、外付けドライブにmacOSをインストールして起動ディスクとして使う方法を案内しています。ただし外付けドライブからの起動は構成が複雑になるため、内蔵NANDの物理的なアップグレードと同一視しないでください。
ケースとケーブルはMacに合うものを選びましょう。Appleの仕様では、M6の背面にはThunderbolt 4が3ポート、M5 Proの背面にはThunderbolt 5が3ポート搭載されています。実際の転送速度はSSD、ケース、接続規格、作業内容によって異なります。高速な外付けSSDを接続しても、内蔵256GB SSDの転送速度は変わらず、内蔵256GB構成が512GB構成になるわけでもありません。
バックアップは別途用意しましょう。接続したSSDは作業領域を増やすものであり、そのSSDにしか存在しないファイルの複製にはなりません。
今買うなら内蔵SSDは何GBを選ぶべき?
Appleの Mac miniの技術仕様 では、M6のエントリーモデルは256GB、M5 Proは512GBからです。何年間使う予定かを考えて内蔵容量を選び、移動しやすいファイルには外付けドライブを活用しましょう。
軽い作業、クラウド中心の運用、サブ機向け。購入時から外付けストレージを使う計画が前提です。
メインPCとして使う多くの人向け。macOS、アプリ、キャッシュ、作業中のファイルに余裕を確保できます。
大容量のローカルアプリ、仮想マシン、編集中の動画素材、内蔵ディスクに置く必要があるプロジェクト向け。
この容量選びには理由が2つあります。第一に、内蔵ストレージを後から増設できないため、容量不足を解消しにくいこと。第二に、公表されたサードパーティーのシーケンシャルテストでは、それぞれのテスト条件下でM6の256GBモデルが約3,000MB/s、512GBモデルが約6,400~6,600MB/sだったことです。詳しい速度差は、ZEERAの 256GBと512GBのSSDベンチマーク比較で解説しています。ただし、大容量ファイルの転送速度を示す数値であり、すべてのアプリが2倍速く動くという意味ではありません。
M6 Mac miniの256GBモデルをすでに買っていたら?
ストレージがはんだ付けされているという理由だけで、買い替える必要はありません。まず実際の作業で使う容量を確認しましょう。移動できる大きなライブラリやプロジェクトは品質のよい外付けSSDに保存し、macOSの更新や普段の作業に必要な内蔵の空き容量を確保して、バックアップも取りましょう。まだ返品可能期間内で、メインの作業に256GBでは足りないと分かっている場合は、今のうちに構成を変更する費用と、今後必要になる外付けSSD環境の費用を比較してください。
M4/M4 Pro用の内蔵モジュールを購入したり、外付けSSDケースで内蔵NANDを置き換えられると考えたりしないでください。外付けドライブを使いながらデスク周りを整理したいなら、Mac mini用ケースやスタンドが役立ちますが、内蔵ストレージは変更されません。
よくある質問
M4 Mac mini用のSSDアップグレードキットはM6やM5 Proに使えますか?
いいえ。Expand Mac miniによると、同社のM4/M4 Pro用モジュールは新しい基板には取り付けられません。
将来、修理業者にNANDを増設してもらうことはできますか?
一般ユーザー向けに確立されたアップグレード方法はありません。基板レベルの作業はSSDモジュールの交換とは異なります。将来対応するはずだという前提で購入しないでください。
M5 Pro Mac miniのストレージもはんだ付けされていますか?
はい。同じ分解調査で、M6とM5 Proの両方に、はんだ付けされたNANDが確認されています。
Thunderbolt SSDをつなげば、256GBのMac miniが512GBモデルになりますか?
いいえ。外付けとして別の容量を追加するだけです。多くのファイルやライブラリを外付けに保存できますが、内蔵SSDは256GBのままです。
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参考資料: Expand Mac miniの分解レポート; AppleのMac mini技術仕様; Appleの外付け起動ディスクに関する案内; Appleの「写真」ライブラリに関する案内。ZEERAは、上記の分解調査および引用したSSDベンチマークを自社では実施していません。







